挑戦!噂の大物に挑む

ナブラ刑事

2014年09月09日 11:00

「やったことない」釣りに挑戦してきました
MATSUです

いつもお世話になっている宝珠丸から「カジキ狙いに行かないか?」とのお誘い
そんな夢のお魚に挑むチャンスなんかそうそう無い
調べてみると仙台湾も三陸沖も奴らの好漁場
見たこともないような凄い形をしたルアーを船で引っ張って使うようだ
ウチらからの参戦者はムーさん・SO-GAさん・オイラ

トローリング・・・といえば松○弘○
まずは格好から入るべく参戦メンバーの正装はポロシャツにレイバンと金のチェーン(笑)とムーさんから言い渡された
だが金のチェーンを身につけたヤツはいなかったようだ・・・それが原因か?(笑)

キャスティングでカジキを狙う、と作戦を立てて千葉に単身赴任中のムーさんに入手してもらったブツ
AR-Cボート806H(中古)
マジでマグロ用のロッドだ
これに組ませるのはタリスマン8000HとPE6号
対マグロ用のプラグも揃えた
思わぬ臨時収入があったがすぐに消えちゃう
ムーさんもSO-GAさんも注ぎ込んでたなぁ

前日にはムーさんとキャスト練習まで

ろくに眠れずに当日の朝
前日までの予報を裏切る雨
そして現れたSO-GAさんが青い顔して開口一番「今回のために買ったモノ全部忘れた・・・」
オイラとムーさんの予備装備をかき集めてなんとか出航は5時
出航してすぐになかなかの波と風ですぐに「酔い」がくる
キャビン内ではこりゃたまらん、と見張り台で海面に目を凝らす
しばらくして前方に鳥山、しかも特大!
みんなでキャスト!オイラはジギングロッドにガン吉60gピンクでケツにトレブル#4、シイラとハガツオとサバが入れ喰い
シイラは初めて釣ったけどパワーのある走りが楽しい
又長50くらい?でもガンガン引く
土砂降りとすごい揺れの中でもうみんなずぶ濡れ、でもお土産は確保した
「目標の海域まで2時間くらいかかるから寝てて」と船長から言われたけど酔いがキツいので見張り台に
・・・もう激荒れ
ズブ濡れになったけど酔いは軽減できた
目標海域に近づくと周りにもカジキ狙いの船がいっぱい
そして海の色が違う
黒潮の色だって
そしてルアー投入
船中で本気トローリングタックルは2本
そんなの持っていないオイラはAR-Cボート806にオシアヘッドディップを絆いで引く
見込み通りいい泳ぎで飛び出さずグイングインとS字に泳いでる

 (黒潮の海)
しばらくしてオイラのロッドに妙な感触でグイ!っと曲がったロッドにあわせてHIT!
船は止めてないけどスルスルと寄ってくる
だがなんとオマツリ!グチャグチャになったラインで巻けない!
そのタイミングでムーさんがライン掴んで引き寄せてくれSO-GAさんのギャフが一閃!でゲット!

 (お持ち帰り後)

 (死んでもヒレだけは青い)
うーむデカい
#4/0のフックがガッチリとフッキングしてて外れず、愛用のラパラのプライヤーがひん曲がる
プライヤー買い換えなきゃ
とりあえずカットしたラインを修復してからは志願してさっきのナブラ撃ちで上げていた魚たちの処理を担当
さすが黒潮、汲み上げてる海水がポカポカと暖かい
でも下を向いて黙々と魚のワタ出ししてたらまた酔った・・・
すれ違った他の船は黄色い旗掲げてるのがいたからカジキはいるはずと信じて船は走るがそのあとはHIT無し
1時間ほど仮眠して起きたらすっげー快晴とベタ凪・・・朝の荒れはなんだったんだよ

 (ムカつくくらいいい天気)
このあとはシイラナブラを撃ったりジグをしゃくったりして遊んで帰港は16時

上陸してからも揺れるゆれる、下を向くとぶっ倒れそうになる
帰宅してからはとてもじゃないがウチのまな板には乗りゃしないサイズに苦戦しながら捌く
骨が太いしウロコも多い

 (蛍光灯だと美味しそうに撮れないなぁ)
刺身はクセもなくて脂ののりもちょうど良くて旨い
切り身はフライで、上品で旨い
頭やカマも塩振って焼いたけど旨いし食べごたえ有り

食べきれなかった刺身は翌日に「老人と海」のセリフを思い出してレモン&塩で食べてみたらまた旨い
ちょっと漬け込んでみたマリネもいいなぁ

また行きたい!けどデータ的には黒潮は離れて行っちゃいました
今回購入した装備はそのままクロマグロ用だから・・・イケルぜ(笑)



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