2013年06月11日
魁!!男メシ
にちよびは「本命にはふられたけどなんだか色々釣れて面白かったよ」
ムーです
釣れた魚は山分けと言うことになったので
(YU-TAはほとんど魚を持ち帰らない)
自分が釣った分の他にも色々持って帰って料理しました

<日曜日の晩御飯>
アイナメ二匹 → 吸い物の身、刺身、昆布〆刺身
ドンコ六匹 → 逆さ焼き、肝叩き(レシピは前に書きました)
ベッコウソイ1匹 → 昆布〆刺身、セビーチェ
メバル5匹 → 刺身、皮付き刺身(松かさ造り)、サツマ汁
全ての魚で → 魚モツ煮と様々な料理に使うダシを取りました。
あまり見かけないのがソイのセビーチェとメバルのサツマ汁かな?
とりあえずレシピ
ソイのセビーチェ
セビーチェはレモン(正式にはライム)で魚介類を白くなるほど酸焼けさせて、香味野菜をたくさん載せて食べる南米の食べ物。
マリネが南米にわたってワイルドになったような味がします。
暑い日はマリネよりもこっちの方がガツンとうまいです。
作り方
ソイをおろして塩をあててしばらく置く。
野菜(今回は玉ねぎ、大根、ニンジン)を刻んで塩を少しまぶして、柔らかくしておく
ソイの塩を落とし、薄切りにして重ならないように並べ、レモン汁を大量にかける。
ソイの身が十分に白く変色したら、魚の上に野菜をきれいに並べ、パセリ、胡椒、みじん切りにんにくを振り撒いて出来上がり。
皿に残ったしょっぱすっぱいセビーチェ汁は現地では「虎の乳」と呼ばれ、二日酔いの特効薬だそうですが、南米に虎はいないので、多分誤訳だとおもいます。
メバルのサツマ汁
私が敬愛する民俗学者である、宮本常一先生の著作に出てくる食べ物。瀬戸内の料理。先生は「サツマ」と書いていましたが、正式名称は「糂汰汁」と言うらしいです。先生は鹿児島あたりから伝わってきたので、この地方では「サツマ」と呼ばれるようになったのではないかと書いていました。
作り方
メバルを焼く
味噌をなべの底に塗って軽くあぶって表面を焦がす
焦がした味噌とダシでどろどろになるくらいの濃いみそ汁を作る。
みりん、酒、酢で味を調える。
焼いたメバルの身をほぐして味噌汁にまぜ、軽く煮詰めてカレー状にする。
ご飯に乗せて、好みでねぎと生姜を刻んで、ほうじ茶をかけて食べる。
(レシピがうろ覚えだったので、今回ほうじ茶をかけるのを忘れました)
現地では当時「さつまのあばれ食い」と言われるほど、人気がある男メシだったようです。
飯と味噌と焼き魚が混然一体となったものですから
まずい筈がない!!じつにうまい。
でもほうじ茶入れ忘れました。また作ろっと。
ついでに
魚モツ煮の作り方。
主に魚の皮と胃袋、心臓、肝臓を使用します。でかい魚だと腸も使いますが、今回はナシ。
心臓はそのまま、皮と肝臓は食べやすい大きさに切って酒につけておきます。
胃袋は裂いて中をよく洗います。内臓は滑りやすいので、下ごしらえにはキッチンはさみが便利です。
魚のあらからとったダシで濃いめの味噌汁を作り、みりん少々を加えて味を調えます。
モツと皮を煮ます。今回は唐辛子(韓国産)も大量投入しました。
モツだけだと量的に寂しいので、豆腐をてきとうに千切って加えます。
仕上がりに白髪ねぎを添えて出来上がりです。
下ごしらえが面倒な料理なので私が大切に食べていると、かみさんが気に入ったらしく、あっという間になくなってしまいました。
もう少し味わって食べてください。
にちよびは好天に恵まれすぎて、大量に汗をかいたせいか、かみさんいわく「全体的に料理がしょっぱかった」らしいです。
しかし存分に肉体労働してきた私には塩とビールが欠乏していたのです。
これこそが由緒正しい男メシ!!
黙って食え
でも、モツ煮はもう少し味わって食べてください。
おしまい
男たるもの!!
ぽちっとな

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ムーです
釣れた魚は山分けと言うことになったので
(YU-TAはほとんど魚を持ち帰らない)
自分が釣った分の他にも色々持って帰って料理しました

<日曜日の晩御飯>
アイナメ二匹 → 吸い物の身、刺身、昆布〆刺身
ドンコ六匹 → 逆さ焼き、肝叩き(レシピは前に書きました)
ベッコウソイ1匹 → 昆布〆刺身、セビーチェ
メバル5匹 → 刺身、皮付き刺身(松かさ造り)、サツマ汁
全ての魚で → 魚モツ煮と様々な料理に使うダシを取りました。
あまり見かけないのがソイのセビーチェとメバルのサツマ汁かな?
とりあえずレシピ
ソイのセビーチェ
セビーチェはレモン(正式にはライム)で魚介類を白くなるほど酸焼けさせて、香味野菜をたくさん載せて食べる南米の食べ物。
マリネが南米にわたってワイルドになったような味がします。
暑い日はマリネよりもこっちの方がガツンとうまいです。
作り方
ソイをおろして塩をあててしばらく置く。
野菜(今回は玉ねぎ、大根、ニンジン)を刻んで塩を少しまぶして、柔らかくしておく
ソイの塩を落とし、薄切りにして重ならないように並べ、レモン汁を大量にかける。
ソイの身が十分に白く変色したら、魚の上に野菜をきれいに並べ、パセリ、胡椒、みじん切りにんにくを振り撒いて出来上がり。
皿に残ったしょっぱすっぱいセビーチェ汁は現地では「虎の乳」と呼ばれ、二日酔いの特効薬だそうですが、南米に虎はいないので、多分誤訳だとおもいます。
メバルのサツマ汁
私が敬愛する民俗学者である、宮本常一先生の著作に出てくる食べ物。瀬戸内の料理。先生は「サツマ」と書いていましたが、正式名称は「糂汰汁」と言うらしいです。先生は鹿児島あたりから伝わってきたので、この地方では「サツマ」と呼ばれるようになったのではないかと書いていました。
作り方
メバルを焼く
味噌をなべの底に塗って軽くあぶって表面を焦がす
焦がした味噌とダシでどろどろになるくらいの濃いみそ汁を作る。
みりん、酒、酢で味を調える。
焼いたメバルの身をほぐして味噌汁にまぜ、軽く煮詰めてカレー状にする。
ご飯に乗せて、好みでねぎと生姜を刻んで、ほうじ茶をかけて食べる。
(レシピがうろ覚えだったので、今回ほうじ茶をかけるのを忘れました)
現地では当時「さつまのあばれ食い」と言われるほど、人気がある男メシだったようです。
飯と味噌と焼き魚が混然一体となったものですから
まずい筈がない!!じつにうまい。
でもほうじ茶入れ忘れました。また作ろっと。
ついでに
魚モツ煮の作り方。
主に魚の皮と胃袋、心臓、肝臓を使用します。でかい魚だと腸も使いますが、今回はナシ。
心臓はそのまま、皮と肝臓は食べやすい大きさに切って酒につけておきます。
胃袋は裂いて中をよく洗います。内臓は滑りやすいので、下ごしらえにはキッチンはさみが便利です。
魚のあらからとったダシで濃いめの味噌汁を作り、みりん少々を加えて味を調えます。
モツと皮を煮ます。今回は唐辛子(韓国産)も大量投入しました。
モツだけだと量的に寂しいので、豆腐をてきとうに千切って加えます。
仕上がりに白髪ねぎを添えて出来上がりです。
下ごしらえが面倒な料理なので私が大切に食べていると、かみさんが気に入ったらしく、あっという間になくなってしまいました。
もう少し味わって食べてください。
にちよびは好天に恵まれすぎて、大量に汗をかいたせいか、かみさんいわく「全体的に料理がしょっぱかった」らしいです。
しかし存分に肉体労働してきた私には塩とビールが欠乏していたのです。
これこそが由緒正しい男メシ!!
黙って食え
でも、モツ煮はもう少し味わって食べてください。
おしまい
男たるもの!!
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Posted by ナブラ刑事 at 21:31│Comments(3)
│料理
この記事へのコメント
つり→いえかえる→よめ→ぼくにあかちゃんわたす→こもりたいへん→さかなさばくじかんない=さかなもちかえらない(笑)
Posted by YUTA at 2013年06月13日 21:03
つり→釣れる→その場で丸かじり→新鮮!!
これですべて解決です
魁ろ!!
これですべて解決です
魁ろ!!
Posted by ムー at 2013年06月14日 21:03
釣り場に料理人がいれば、すべて解決!
そうだ、次は料理人を仲間にしよう!
そうだ、次は料理人を仲間にしよう!
Posted by HIRO at 2013年06月15日 15:53
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